令和5年「春のあんしんネット・新学期一斉行動」について

 近年、青少年のスマートフォン等のインターネット接続機器の利用が急速に進み、多くの青少年がSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等を利用するようになっています。
 一方、こうした機器の長時間利用による生活習慣の乱れや、不適切な利用により、思いがけず他人のプライバシーを侵害してしまったり、青少年が犯罪の被害者や加害者になってしまうケース、SNSを利用した誘い出しにより、青少年が犯罪被害に巻き込まれる事例等、深刻な問題も発生しています。
 このため、青少年がインターネットの利用に起因する犯罪やトラブルに巻き込まれることを防止し、スマートフォンやSNS等を安全・安心に利用できるよう、毎年多くの青少年が、初めて自分のスマートフォン等を手にする時期でもある春の卒業・進学・新入学の時期(2月~5月)に特に重点を置き、国や地方自治体、関係団体・事業者等が連携、協力して「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施しています。

【保護者ができる3つのポイント】
〇被害者にも加害者にもしないため、適切なインターネットの利用を促しましょう。
  子どもの成長に合わせたインターネットの利用を親子で話し合いましょう。
〇家庭のルールを親子一緒に作りましょう。
  実社会でやってはいけないことは、インターネット上でもやってはいけません。子どもにルールやマナーを守る習慣を身に付けさせましょう。


 *** 家庭のルールの具体例 ***
・名前、顔写真、学校名などは書き込まない。
・友達にメールやメッセージのやり取りを強要しない。
・利用する場所や時間帯を決める。
・パスワードは保護者が管理する。
・トラブルの時はすぐに保護者に相談する。


〇不適切な情報や危険な出会い等を防ぐため、フィルタリングを活用しましょう。
 フィルタリングは、有害サイトや悪質なメールをブロックすることができます。年齢や使い方によりレベル設定ができ、利用したいサイトの個別設定もできます。上手に使って子どもの安全を守りましょう。

※ 関係省庁等が作成したリーフレット集は、下記のサイトからご覧く
 ださい。
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_use/leaflet.html